ミニマル×マキシマル

最強のエコは、小さな住まいである

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シンプルでミニマルな空間の中で、四季折々の光と影の豊かさを感じるマキシマルな暮らし。なるべく無駄なものを省いて余白を増やすことで、多くの可能性や要素を取り込むことができます。小さな住まいの中に、大きなこだわりがたくさん詰まったお住まいとなりました。
このお住まいには、一見相反していても、両立している要素が詰め込まれています。

気候風土適応住宅 × ZEH
自然志向な開放型である、緩衝領域を持つ沖縄の気候風土適応住宅。反対に、設備志向な閉鎖型であるZEH(ゼロエネルギーハウス)。
このお住まいは、機密性を有し、日射遮蔽も充分で、さらに再生エネルギー設備も導入しています。両方の性質を持つので、季節や災害時に合わせて閉じたり開けたりの住まい方が可能です。

プライバシー × パブリック
前面道路に位置するテラスの開口は、プライバシーとパブリックの二面性を持ちます。顔を出せば、道ゆく人たちのコミュニケーションの窓に。ベンチに座れば、視線の遮られた半屋外のプライベート空間を作り出すのです。

日射熱遮蔽 × 日射熱取得
花ブロックや日射反射塗料、屋根の太陽光パネルは、夏の暑さを遮る日射遮蔽の手法です。一方で、結露や高湿度を防ぐのも日射。LDKの一部や洗面所には、光を取り込めるようにトップライトを設けています。

合理性 × アート
テラスに面する開口はサイズが同じ、水回りの構成も上下で同じです。そんな合理的な空間の中には、シンク・ワークテーブル・ダイニングテーブルの機能を備え持つ合理的なキッチンがあります。このキッチンと、洗面台は左官職人にオリジナルオーダーをして作っていただきました。職人の手仕事による、世界に一つだけのアートです。

協調性 × 個性
ミニマルでシンプルな四角い形状は、周囲の街並みに馴染みやすいのです。しかし、そこに組み合わされた記号的な開口により、どこにもない個性を持った建物となっています。

ミニマル×マキシマル ⬅️
日本建築士会連合 建築作品賞 ⬅️

沖縄建築賞 奨励賞

所在地  沖縄県沖縄市
用途   共同住宅(長屋)
施工   株式会社 沖秀建設
構造   株式会社 黒岩構造設計事ム所
規模   RC造2階建
敷地面積 150.7㎡
建築面積 79.48㎡
延床面積 1階 56.86㎡
     2階 71.38㎡
     合計 128.24㎡
設計期間 令和3年11月〜令和5年3月
施工期間 令和5年3月〜令和6年3月